日本人なら。
バーミキュラライスポットを知っているだろうか?
それは、愛知ドビー株式会社の作る『世界一、素材本来の味を引き出す鍋』だ。
元々は船舶やクレーン車に使われる精密部品の製造をしている鋳造メーカーだったがが、鋳物の特性が調理に向いているというところから、鍋作りを始められたそう。
始めてバーミキュラを知ったのは、宮崎の大先輩の家で朝食をご馳走になった時で、ご飯がこんなにも美味しくなるのかと驚いた。
その後も、凄い凄いと話には聞いていたが、実際に触れる機会は殆どなく、『少し高い炊飯器』という程度の浅はかな認識だったのを恥ずかしく思う。
11月6日発売のbuonoの企画でバーミキュラのレシピを作る事になった。そこで初めてバーミキュラと向き合い、その機能性の高さは勿論だが、誰でも使いやすく設計されているそのシステムに感動した。
先ずは、鍋自体に施されているTRIPLE THERMO TECHNOLOGY。
1つ目は、鍋底をリブ状ににすることで食材の接地面積を最小限にし、過剰な熱の伝達を抑えます。
2つ目は、3層にコーティングされたホーローが強い遠赤外線を発生し、食材の組織を破壊することなく内側から加熱します。
3つ目は、テーパーエアタイト構造。高い密閉性で蒸気をしっかりと閉じ込め、鍋の中で対流を作り食材に外側からも熱を入れるので、美味しく仕上がる。
この3つの加熱により、食材本来の旨味を引き出します。
そしてこの鍋の能力を最大限に引き出すのがRice PotのWRAP UP HEAT TECHNOLOGYだ。
かまどの炎のように、鍋を包み込むように加熱する。そしてヒートセンサーが一度単位の正確な温度管理をしてくれます。
直火では調節のしにくい、弱火や極弱火までしっかりとコントロール。ご飯を美味しく炊き上げるのは勿論の事、長時間の温度管理や低温調理、パンの発酵まで幅広くこなします。
僕のようなプロの料理人から一般家庭の主婦まで、どんな人にも使いやすく美味しく調理できる最高のアイテムだ。
一家に一台の必需品になる事間違いないだろう。
家庭の小さなキッチンで何時間も場所を取られるのは死活問題だが、バーミキュラはコンセントがあればどこでも使えるので、場所を選ばない。これはかなり重要なポイントだと思う。レストランでも火口はいつも場所がない。なので、場所を選ばないというのはとても大切だ。
ここまで色々と書こうと思ったのも、本当にバーミキュラが素晴らしいからだ!
是非多くの方にこの感動体験をしてもらいたい。
昨日食事に来てくださった土方社長、副社長、そして取材からお世話になった折橋さんと。
http://buono-web.jp/magazine/detail/5621/