自然塾『何が僕らを突き動かすのか。』
11月20日茨木の寒空の下、普段とは違う空気の中イベントを迎えていた。
料理人として呼ばれたイベントですが、するのは料理ではなくトーク。今を生きる料理人が、何を考えどう生きていくのか。沢山のレストラン、シェフがいる中でどのように個性を出していくのか。そんなクリエイターの考えや悩み、今後の展望などを語る場でした。
普段からお世話になっているジャンジョルジュ東京の米澤シェフにお声がけ頂き、81の永島シェフと3人で茨木にある秋庭農園さんにて『自然塾』の澤田さんの元このイベントが開かれたのです。僕たち3人が講師となり考えや哲学を話す。そして受講するのはポケットモンスターを開発しているGAME FREAKの皆さん。
職種は違えど、モノを作るクリエイターとしての共通項は必ずあるはず。料理人という仕事とは何なのか、何故海外へ修行に行ったのか、帰国してからどのように料理や様々なコンテンツを生みだしてきたのか。3人の料理人がそれぞれを象徴する自己紹介のアイテムを持参し、自分の考えやバックボーンを語る。3人3様の世界観、しかし根底で考えていることは共通している。
3人で話しながら強く思ったことは、『料理人の価値を高める』という事と、『料理人の枠を超えたところで戦う』という事。時代の流れと共に変化していく強さを持つ。
本当に沢山の話をし、様々な質問に答える中で明確になっていく自分の思い。
途中畑へ野菜を収穫に行き、普段都会では出来ない体験もして頂いた。
そして自分達で取った野菜を僕達料理人が焼き、皆で食べる。BBQという火を囲みながら食べる料理は、僕達の壁を取り払ってくれた。
最後には全員でディスカッションし、素晴らしい空気の中終わりを迎えることが出来たと思う。
料理人の枠を超えてこれからも様々な活動をしていけたらと思います。