忘れていた説明。
僕は今、Tirpseのシェフとして働くと同時に、自身の作ったプロダクト『L'aromatisane』(アロマティザン)のプロデュースもしています。
『L'aromatisane』とは、aromatiser=香りを付ける、風味を添えるというフランス語と、artisan=職人というフランス語、tisane=ハーブティーというフランス語を組み合わせた造語で、ハーブやフルーツ、スパイスを掛け合わせて作るオリジナルのアロマティーです。
このプロダクトがもう少しで世に出るというタイミングで、6月から個人事業主として、『L'odoriter』(ロドリテル)を立ち上げました。
odor=香りというラテン語と、iter=旅するというラテン語を組み合わせた言葉です。
僕は料理や様々なものに対して『香り』というものに着目してプロダクトを創ります。そのプロダクトが旅をする様に多くの方の元へと届く様願いを込めてこの名前にしました。
その第一歩が『L'aromatisane』です。
今年の秋頃には多くの方のところへと届けられればいいなと。
Tirpseの『Chefs Tasting Menu』ではその世界観を少しだけ感じてもらえる様用意しています。
料理において香りを重視する事は当たり前だと思われますが、その香りについて深く考察し、熟知し、論理的に使う事が出来るは人はあまり多くないと僕は感じています。
【香り、薫る、馨れ】のコンセプトのもとに、多くの方を感化し、そして世界まで届く様なそんプロダクトを数多く創り出せるよう、先ずはTirpseで料理から発信して行きたいと思います。